【書評】マンガでわかるアドラー心理学はイライラしてるビジネスマン必読
最近読んだ「マンガでやさしくわかるアドラー心理学」がなかなか面白かったのでご紹介です。
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アドラー心理学の一冊目にはかなり良いのでは?
アドラー心理学って、3年くらい前から話題になっていて興味はずっとあったのですが、本を買っては途中で挫折してしまってばかりでした。
それはなぜかというと、アドラー関連の本って、心理学の深い世界に入りすぎて難しすぎたり、フロイトとの対比が細かすぎたりで、「こんなこと知りたいんじゃないんだよな〜」というものばっかりだったから。
その点、マンガでわかるアドラー心理学は、「アドラー心理学ってなんなの?」という私の超ザックリした疑問に答えてくれる本でした。
私がこの本をおすすめするポイントをまとめると以下の通りです。
- アドラー心理学って何?全体感がつかめる
- マンガが普通に面白いからスラスラ読める
- マンガだけではなくて、重要な解説もしっかり入っている
- ビジネスが舞台なので、ビジネスパーソンがテクニックを応用しやすい
この本からの学び
アドラー心理学について私が感じたポイントは以下の点
- 自分の運命は自分が決めているという自己決定性
- 原因論(なんで〜なんだろう?)ではなく、目的論(どうすれば〜できるだろう)で行動する
- 常に未来志向で行動することで、トラブルを解決
- すべての行動には相手役がいることを忘れない
- 怒りは二次感情でしかない。その背後にある一次感情を意識する。落胆、悲しみ、・・などほめることと勇気づけは違う。ほめるは、相手を良い気持ちにして何かをさせること。勇気づけは、困難を克服する活力を与えて自立的にする。ほめるは、アメとムチのアメだから、ムチを振らないで良いかずっと監視しないといけない。結局相手が育たない可能性がある。
- 勇気づけは、自分に対しても行える。所属感、信頼感、貢献感を高める。特に貢献感が高まると自分の勇気がわいてくる。
常に外国人と仕事をしている中で、「なんでこいつわかんないんだよ!」みたいな気持ちになってしまうこともあったので、改めて気を引き締めなおすことができました。
未来志向で働いていこう!モヤモヤしているビジネスマンにはとてもおすすめです。
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