【オススメ本】外国人との働き方に悩む方にグサッ!異文化理解力

今回読んでみた本が今の私に強烈に役立ったのでご紹介です。

「異文化理解力」という、2015年に日本で発売されて本屋でも平積みされたりした人気のビジネス本です。

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アメリカ人と働いている方、中国人と働いている方、フランス人、イギリス人、ロシア人、タイ人、インドネシア人、誰であれ役に立ちます。

海外駐在員だけでなく、多国籍企業の日本支社や、日系企業の海外チームに所属する方には本当にオススメします。

著者はエリンメイヤーという方で、とシンガポールでMBAプログラムを行っているビジネススクールINSEADの教授です。

著者の主張は非常にシンプルで、ビジネスを効率的に進めるためのヒントに絞って解説をしてくれています。

徹底的に色々な国のビジネスリーダーにインタビューを行った上で書かれているので、読んでいてすごく腑に落ちることばかりです。

日本がいかに特殊な国であるかもとてもわかりやすく書かれています(笑)

稟議=階層主義かつ超合意主義 など非常に的を射ているな~と感心します。

他にも例を挙げると、以下のような指針が具体例とともに紹介されており、実務に使えるノウハウ満載です。

  • 国によって仕事の進め方は根本的に異なるべきである
  • 空気を読むハイコンテクストな国の人と働くのか、空気を読まないローコンテクストな国の人と働くのかに応じて働き方を変える
  • 原理優先の国と応用優先の国によって説得方法は異なる
  • 平等主義的な国と階層主義的な国において会議の進行方法は変える
  • 文化を越えて信頼を築く効果は絶大。ランチが持つ意味を理解すべき。

私自身、最近海外スタッフとバチバチやり合うことが多くて、自分の進め方って間違ってるのかな?」と悩むときもあるのですが、アプローチを少し変えることで解決しそうだな、という答えがなんとなく見えてきました。

アメリカ的なアプローチが常に正しいわけでもないし、むしろアジアの国では日本的なアプローチの方が歓迎されることもあったり。。

正解は一つでは無いですが、コミュニケーションの質をより上げていくことができそうです。

自分と仕事をする全員にこの本を紹介して読んでもらえれば、お互いの文化的背景がいかに異なって、ビジネスの進め方も異なっているかが伝わるのにな~と思います。

とりあえず同じチームのメンバー全員に紹介したので、海外事業に関わる方が多いであろうブログ読者さんにもオススメしました。





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