犬・猫を飛行機に乗せる!海外転勤にペットを連れて行く時の注意点

海外赴任でペットを運ぶ

 

海外赴任する駐在員には様々な悩みがつきものですが、今回は特殊なケースとしてペットについて。

人間だけの海外転勤であれば、まあドタバタしながら海外赴任内示から1ヶ月弱で「いざ中国へ!」「いざシンガポールへ!」なんて荒技も可能ですが、愛するペットはそうはいきません。。犬や猫をはじめとした日本で飼っているペットを海外に持ち込む手順を実際にペットを飼っていた海外駐在員の経験を基にまとめてみました。

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ステップ0:まず、考えよう。絶対にペットを連れて行きたいですか?

私の知り合いの海外赴任者の中には、赴任国にペットを連れて行った人も連れてこなかった人もいました。

もちろんそれぞれの自由なのですが、海外赴任期間が1~2年予定と短い方だと、手続きもややこしそうだからと日本の実家に預ける人がいましたね。家族連れで長期の海外赴任となると、お子さんとペットの関係性などもあるので、少し苦労をしてでも連れてくる場合が多いようです。

海外に住み始めてすぐは、なかなか友達もできないかもしれません。そんなときにペットは家族の癒しになってくれますよね。

教えてgooで以下のようなコメントがあり、印象に残りました。

私も獣医の先生の、「動物は飼い主さんの側にいるのが一番です。飛行機にて1日以内に現地に着くことを辛抱すれば後は一緒です。」の言葉に励まされ、旅をしました。

ステップ1:日本を出国する準備を整えよう

海外赴任先がアメリカであれ、中国であれ、インドネシアであれ、ペットが日本を出国する際の準備は共通です。

出国の7日前までに動物検疫所に連絡!

これだけは忘れないようにしてください。

日本からペットを出国させるには、出国の当日に農林水産省動物検疫所にて輸出検疫を受ける必要があります。

狂犬病の検査と輸出検疫証明書の交付を受けます。

事前に、以下の動物検疫所サイトから該当する出発空港の検疫所に連絡を入れましょう。

http://www.maff.go.jp/aqs/sosiki/address.html

*ただし、赴任国によっては7日前よりも早く手続きを進める必要があります。ステップ2もご参照ください。

ステップ2:海外赴任国の動物受け入れ条件を調べよう

ペット受け入れに関する条件は、赴任国によって様々です。必ず各国の大使館のページを確認しましょう。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/link/emblist/index.html

例えば、アメリカに犬を持ち込む場合はアメリカ入国の30日前には狂犬病の予防接種を終えていることがわかる証明書が必要になります。

一般的に必要になるものとして、よく言われるのがマイクロチップです。

個体識別用に海外では広く使われているものです。赴任国に入国する際に必要がないとしても、日本に帰国する際には必要となりますので、日本の動物病院で付けていきましょう。費用は5000円程度が相場のようです。

ステップ3:ペットを連れる航空会社を早めに選ぼう

諸々の準備を終えて、いざペットとともに赴任国へ!

ただし、JALやANAなど日系の航空会社はペットを客席に連れて行くことはできず、貨物室預かりになります。

駐在員の中には、ペットを貨物室に預けるのが不安!ということで、あえて日系ではなない航空会社で赴任してきた方もいます。もう1名分チケットを飼ったとしてもダメです。

例えばアメリカン航空は種類によっては、客席へのペットの持ち込みが可能となっています。

細かい条件は、赴任国へのフライトがある航空会社を良く調べるようにしましょう。

ケージ慣れも重要になってくるので、フライトの少し前から何回かケージ内で過ごさせてあげてください。

ケージを開けて水をあげるなんてことはできませんので、給水設備を事前にきちんとつけておきましょう。

まとめ、家族の一員としてのペット

ペットの飛行機輸送は本当に手続きが大変です。私なんかより詳しい方もたくさんいらっしゃると思いますので、他にも注意すべき点があればコメント欄よりどんどんシェアしていただけると嬉しいです。





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