海外赴任すると所得税が免除になって実収入が大分上がる!
以前の記事で、海外赴任期間中は、住民税の支払い義務がなくなることをお伝えしました。
海外赴任で住民票を抜くと、実際どれだけ住民税が軽減されるのか?
実際には、アメリカで同様の税金を支払う義務があるわけすが、
大抵の駐在員は会社側が米国での税金を負担しているはずです。
実は、もう一つ免除になる税金があるんです。それが、所得税です。
なぜ海外駐在すると所得税が免除になるの?
所得税は、日本での所得の額に応じて課税される累進課税制の税金です。
海外駐在員の場合、給与は海外現地支社から現地の銀行口座に払われることがほとんどです。
アメリカ駐在員であれば、アメリカのシティバンクなどの銀行口座にアメリカの支店から給料が振り込まれるわけです。
この流れに、日本政府は一切関与できません。よって、所得税もかからないのです。
ちなみに。私のような単身赴任者の場合は、日本の本社から一部が日本の銀行口座に支払われるので
日本での所得が0になるわけではありません。しかしどちらにしろ、大半は赴任地で支払われます。
ということで、日本での所得がかなり目減りします。結果的に所得税も非常に抑えられるんです。
米国での所得税は、住民税と同様に企業が負担している場合が大半です。
すぐわかる所得税の速算表〜高年収で海外駐在するとお得!
ご自分がいくらぐらい所得税を支払っているかご存知ですか?
あまり意識したことがないかもしれませんが、所得税の額って半端じゃないんですよ。。
All aboutさんから所得税の速算表を拝借します。
例えば年収800万円の人だったら、
800万 x 23% – 63万6000円=120万4000円ほど所得税で支払っています。
年収が2000万円の人だったら、
2000万 x 40% – 279万6000円 = 520万4000円!!
日本の累進課税制ってやくざですね(笑)これだけの税金が免除になると大きいですよね。
年収が高い方にとっては、海外駐在は経済的にかなり美味しいということがおわかりだと思います。
これが免除になるのは、実収入としては非常に大きいですよね!
最近のコメント