入社一年目で転職は不利?転職すべきケースとリスクまとめ

Cutting the branch
Frits Ahlefeldt-Laurvig via Compfight

4月1日の入社式を終えて、研修期間が過ぎれば、いよいよ社会人最初の部署配属。

ところが、毎日の激務で終電帰り、はたまたデータの更新作業や会議のメモ取りばかりで、まるで派遣社員のような仕事。。

このブログに辿り着いたということは、

「自分はこんな仕事をするために会社に入ったんじゃない!もっと活躍できる会社に転職したい!」

と叫びたくなっている頃かもしれませんね。

今回は社会人1年目の転職のメリットとデメリットについて、私の海外駐在や転職活動の経験を踏まえてまとめてみました。

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転職をするべきケースを知ろう

Great Inspirational Career Quotes for Students
Saidul Alam via Compfight

社会人1年目での転職の場合、相談相手を間違えると
まだ一年目で何もわかっていないくせに生意気な!今の会社で結果を出してから出直せ!」と言われてしまうことがあるかと思います。

まあ、社会人の先輩からするとそう言いたくなる気持ちもわからないではないのですが、、、私自身も一年目から転職エージェントに相談に行ったりしていたので、新入社員の皆さんが転職したくなる気持ちも痛いほどわかります。

私が考える『新入社員でも転職すべきケース』は、あなたの会社が以下のどちらかに該当するとはっきり確認が取れた場合です。

  1. この会社で働き続けると自分の健康が危ぶまれる(生命のリスク)
  2. 先輩社員が正当に評価されていない(将来性のリスク)

まず、生命や健康のリスクがある会社は、今すぐにでも辞められるように転職活動をしましょう。

同じフロアにうつ病で休んでいる人はいませんか?過労で倒れてしまった人はいませんか?

これから社会人として生きていく中で、「XXの会社に行った○○さんが体を壊した」、「△△さんがうつ病になって休んでいるらしい」みたいな話を何度となく耳にする機会があると思います。

人生は健康が一番です。

どんなに給料が高くても、どんなに社会的ステータスが高くても、体を壊してしまっては元も子もありません。労働基準法を大幅に違反するような働き方を未だにしなければいけないような会社からは、転職することをおすすめします。

それから、実力や実績が一切評価されない職場も危険です。

「俺が評価されない職場なんておかしい!」で判断するのではありません。判定基準として、年次がある程度近い先輩の様子を観察してみましょう。

理由は、新入社員の皆さんが、職場で高い評価を受けるのは、なかなか難しいからです。皆さんは、その組織特有のルールや文化を吸収する段階なので、「仕事ができる・できない」との色分けはされていません。

あなたから見て、「この先輩、優秀だな!」と思う先輩(3年目より上)がフロアでどんな扱いを受けているのかを見てみて、数年先の自分を想像するのです。

その先輩が、大きな仕事を任されているようなら、あなたの職場は若手でもどんどん仕事を任せてくれる文化があると言えると思います。逆に3年目以上でも雑用ばかりやらせている会社なら、少し危ないかもしれません。

・・・ということでまずは、社内情報収集をしよう

Décrocher un job grâce à Kokoroe
Creative Commons License Kokoroe EdTech via Compfight

今の会社に不安を感じたら、社内の情報収集をしましょう。

体を壊している人はどれくらいいるか、自分が入社する前に病院に運ばれた人はいないのかを調べましょう。

仕事ができる先輩には、今どんな仕事をしているのかを教えてもらいましょう。

自分の中で不満を貯めこむよりも、社内の人から少しでも情報を集めて、自分の会社が本当に転職をしなければいけない環境なのかを見極めましょう。

同時に、社外で情報収集をしよう

社内での情報収集と並行して社外での情報収集、つまり『他の会社ってどうなってんの?』を調べましょう。

聞くべき相手は以下の2種です。

  • 別の会社で働きだした友人
  • 転職エージェント

同じタイミングで社会人になった友人の意見は貴重です。

「上司の言っていることが論理的じゃない」

「細かい作法のことばかり言われて、本質的じゃない」

と似たような悩みが出てくるかもしれませんね。「な~んだ、自分だけじゃなかったんだ」と思えるだけでも話す意味はあると思います。

このくらいの悩みであれば、私はまずは一年その会社で頑張ってみれば状況は変わるのではないかと考えています。

さらに、転職エージェントも、自分の会社についての意見を聞く相手としては有効です。

今の時代、転職エージェントは基本的に半年~1年以上のスパンで登録者と付き合うようになっています。

転職エージェントに登録したからといって、すぐに具体的な転職活動を始めるわけではないのです。情報収集の一環だと捉えましょう。

なぜかというと、多くの場合に転職エージェントにはあなたの会社の先輩も登録しているからです。

「あなたの会社の社員がどうして転職をしたいと考えてエージェントに登録しているか」、もエージェントから間接的に聞くことができるんです!

同業界の他の会社と比較した場合の給料の差や激務度合いなども、転職エージェントが一番知っています。

すぐに転職をしない場合でも、エージェントとのパイプを作っておくことはキャリア形成においてメリットが多いです。

良い求人が入れば、すぐに連絡をくれますし、定期的に近況をアップデートして良好な関係を作っておくことをおすすめします。

新入社員の皆さんが情報収集の一環として登録するのであればリクルートエージェントをおすすめします。

いわずもがなの最大手ですし、あなたの勤めている会社の実情も詳しく知っている可能性が高いです。

また、抱えているクライアント企業の数も圧倒的に多いので、魅力的な求人紹介をしてもらえる確率も他社より高いです。

リクルートエージェントの公式HPはこちらから

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面倒な職務経歴などを入力しないでも、大体の自分のキャリアの評価がわかるので転職活動のスタートとして使うにはとても便利でした。

本当に受けたい会社は、MIIDASで情報収集をして、リクルートエージェントの担当の人に面接の詳細などを調べまくってもらう、という風に活用していました。

新卒面接ほどの時間をかけられない転職活動は100%情報戦ですからね・・・。

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