中国赴任の就労ビザ(Zビザ)と家族ビザ(S1ビザ)取得を駐在員がまとめてみた

中国赴任Zビザ

海外赴任先として、日本人が苦労するのが中国ですね。
生活面や現地社員との付き合い方など苦労される部分が多いと思いますが、まずは就労ビザを取得しましょう。

中国に駐在するために必要なビザは「Zビザ(就労ビザ)」です。
もう1つの方法として、Fビザ(商用ビザ)で入国し、中国でZビザに変更する方法がありますが、
多くの中国駐在員は日本でZビザを取得して中国赴任します。

手続きの順番としては、“就労許可”→”Zビザ取得”→”居留証取得”の3段階です。
居留証の申請時に中国政府指定の健康診断書「外国人体格検査記録」の提出が必要です。

【就労ビザの有効期間は3ヶ月】

就労ビザ(中国Zビザ)の有効期間は、発給から3ヶ月間です。
どういうことかというと、Zビザ取得から3ヶ月居ないに中国に赴任しないと、Zビザ取得の手続きを1からやり直さなければなりませんのでご注意下さい。

【赴任駐在員の家族はS1ビザを取得します】

中国に赴任する駐在員に帯同するご家族は、家族ビザ(S1ビザ)を取得します。繰り返しになりますが、中国赴任は非常にストレスのかかる経験ですので、ご家族の帯同をおすすめします。
S1ビザの取得は2通りの方法があり、赴任駐在員のビザ申請に合わせて一緒に申請を行う場合と、赴任駐在員がすでに現地で勤務中で、家族の分だけ後から申請をする場合の2通りです。

【就労ビザ(Zビザ)と家族ビザ(S1ビザ)の申請に必要な書類】
就労する本人の申請(Zビザ)

・パスポート
・証明写真(縦4cm×横3cm)1枚
・「外国人就業許可証」または「外国専家来華工作許可証」または「外国企業常駐代表工作証」
・被授権単位邀請函(または邀請確認函)
家族滞在ビザの申請(S1ビザ)

<就労する本人と一緒に申請をする場合>
・パスポート
・証明写真(縦4cm×横3cm)1枚
・戸籍謄本(原本) 1通
・被授権単位邀請函(または邀請確認函)

<就労する本人と別々に申請をする場合>
・パスポート
・証明写真(縦4cm×横3cm) 1枚
・戸籍謄本(原本) 1通
・現地の親族が駐日中国大使館宛てに作成した招聘状(原本またはコピー) 1通
・現地親族のパスポートコピー 1通
・現地親族の居留許可(Zタイプ)のコピー 1通

ビジネスマンの海外赴任/海外転勤サポーター 「ハラボー(アメリカ駐在中)」





2 Responses to “中国赴任の就労ビザ(Zビザ)と家族ビザ(S1ビザ)取得を駐在員がまとめてみた”

  1. ayaya より:

    こんにちは。有益な情報を色々ありがとうございます。
    来月急に夫が上海赴任することになりました。子供の学校の関係で単身で行くことになりましたが、中国への赴任に家族帯同をおすすめする具体的な理由を教えていただけませんか?

    • ハラボーUS より:

      >ayayaさん

      中国のどこに赴任するかにもよるのですが、なかなか誘惑も多い国なので・・。
      現地妻を作ったりしてしまう駐在員もいるので、家族帯同をおすすめしました。
      もちろん全ての方がそうではないので、気にしすぎる必要も無いと思いますよ。

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